FC2ブログ

【C'est 'El mirage'】 田舎暮らしをお薦めしない理由 【, je pens.】

退職後は
田舎でスローライフを送るんだ



という
おめでたい思考回路の人々が
大都会には沢山居るようなのですが、



家庭の事情で田舎暮らしを強要されてきた身からすると
田舎暮らしはお勧めできません。




















特に、
都会育ちの奥様を持たれている方は、
単身で田舎暮らしするならともかく、
奥様帯同で田舎暮らしをすれば、
ウェッティな人間関係
(ご近所づきあいとも言う)で
奥様がノイローゼになる

ことうってつけです。





ちなみに言えば、

田舎には、窓枠に鉄格子がはめ込んである精神病院は存在しますが、
軽症患者を扱う心療内科のクリニックなどは存在しません。








【以下私がリタイア後の田舎暮らしをお薦めできない理由】

0:人間関係がウェッティに過ぎる


田舎から外に飛び出したことのない人間は、
都会から来た人間に対して想像を絶する劣等感を抱いているため、
地域社会に溶け込んで、
互助の精神で生活、
などという、

甘い妄想は、
抱かないのが身のため

です。


その癖、人間関係がウェッティにすぎており、
ゴミ袋の中身から
生活(家計の)状況が
地域に丸分かり

であるため、

日頃のゴミ捨てでさえ
気が抜けません。





本来、誰が誰に投票したか判らないことが前提になっている
センキョでさえ、
誰が誰に投票したか、バレバレという事態は
最早当たり前で誰も驚かないのが現状です。






①生活コストがかかりすぎる


田舎であるが故、競合店がなく、
食料品などは、田舎に1軒しかないスーパーの言い値で
買わざるを得ません。


しなびた野菜、
賞味期限切れの乾物などが
平気で定価販売
されています。


調整乳などは、コンビニで買った方が安く買えます。



コメと野菜を自家栽培すればそんなに食費は
かからないじゃないかという
反論も聞こえてきそうですが、
自家栽培した野菜だけで生きていけるほど、
人間、甘くありません。




田舎過ぎる故、
ネットスーパーの
宅配対象外エリア
になっている、
というオチがつくことにも驚かなくなりました。






②自動車=
維持費がかかる自転車扱い


田舎には公共交通機関がありません。
路線バスすら通っていないことがザラです。

そのため、自家用車=維持費と免許が必要な自転車
(自動車が「生活必需品」)状態です。

任意加入の自動車保険は、
高齢になれば
保険料率が上がります。


脳血栓、脳こうそくなどは、
退職後に発作を起こして搬送される方も多く、

先ごろ社会問題化している
「意識消失を伴う発作」を起こしたことがあるドライバーが
不申告で運転免許更新を行ってしまう問題も他人事ではありません。



高齢ドライバーによる高速道路の逆走事故などの多発を受け、
「民事不介入」を理由に
(∩゚д゚)アーアーきこえなーい

を貫いてきた
警察機構もいよいよ重たい腰を上げて

65歳以上の人に
運転免許の自主返納を促す
警察のキャンペーンもありますが、
田舎にはタクシー会社すらないため、
キャンペーンの趣旨に賛同し
免許の自主返納を行う老人の殆どが都会で暮らす

(公共交通機関が発達していて、
運転免許証は身分証代わりに使用していた)


ご老人なのです。







③3次救急対応病院がない

年をとる=病気がいつ起こるか判らないリスクを抱えている、
以上、

救急搬送時に病院をたらいまわしにされ、
受け入れ病院が決まって
全力で措置してもらっても、



初期の処置が遅かったために、
要介護状態に陥ってしまえば

同居の家族の
肉体的負担/
経済的負担/
肉体的負担は、
想像を絶しています。




介護保険制度は、
制度の成り立ちや
財源負担の仕組の問題から、
そんなに簡単に介護サービスを
使わせてくれる制度ではないのです。





④要介護状態になっても
それまで支払ってきた
介護保険料に見合う
介護サービスを受けることができない





40歳になれば、2号被保険者として
介護保険料の納付義務が発生する訳ですが、

介護保険料の納付を「投資」として捉えれば、
これほど「報われない投資」もないと思います。



話を戻すと、

田舎には介護事業者が皆無で、
制度に詳しいケアマネージャーが居ない
ことが殆どであるため、

です。


介護も「事業」である以上、
収益性を上げてナンボの世界
です。


収益性が上がらない地域に
出店しないのは
「事業活動」である以上当たり前
です。




「福祉」というオブラートにだまされて、
営利事業ではないと考えている
おめでたい思考の人々がたくさんいますが、
では、なぜ理事長は高級外車を乗り回しているのに、
介護の現場に従事する労働者が低賃金で、定着率が悪いのか、
テレビも新聞もシャットアウトして
考えればそのからくりがよく判ると思うのですが…。







⑤信頼して
長く付き合うことができる
金融機関がない





田舎の金融機関のツートップは
郵便局と農協
です。



郵便局は、
口座に動かないお金が
少しでもあると

定額貯金ノルマ強化期間に
執拗に電話をかけてきます。



そのくせ、解約時の手続きの煩雑さ
と言ったら、民間市中銀行ではないことは、明白です。



農協は、
後ろのノウチュウは五歩くらい譲って、
信頼できる金融機関かもしれませんが、
コストだけが嵩むリテール業務を既に放棄しており、

単体農協で見た場合、
健全経営ではない農協も
多々見受けられます。









⑥死後の費用も半端ない




田舎では、葬祭業者が1社独占状態
ところも少なくありません。



ホームセンターでさえ取り扱わないような
やっすーい合板を使った
何回使いまわしたかも判らないような祭壇に
少なくとも何十万円単位のお金を請求されます。


数社合い見積もりで
価格が折り合う業者に…、

と「終活マニュアル」には
それらしいアドバイス?が
書いてありますが、

合い見積もりを取る先がない

のが現状です。




加えて、
本邦においては、
土葬が慣習となっている
一部地域を除き、
死体は火葬に付すことが
事実上義務
付けられています。





焼き場を持っていない自治体に住民票がある場合は、
焼き場のある自治体に
上増し料金を支払って
死体を焼いてもらう
以外に方法がないのです。


(田舎は、焼き場を持っていない自治体であることが多く、
死亡者は焼き場を持っている自治体に対して住民税を
納付してきた実績がないため、割増料金になるのです。)







その他、挙げればキリがありませんが
田舎に転居して何年か定住すれば補助金が出るから、とか

田舎ならのんびりしていそうだから、とか


甘ちゃんな考えでの、
退職後の田舎転住は
お勧めしません。






むしろ、コストを考えると退職後ほど、
都会で生活しておくべきなのです。
関連記事

【theme : 田舎暮らし日記
【genre : ライフ

RSS
follow us in feedly
最近の記事+コメント
エントリのテケトーな分類
VT (15)
一方的なリンク集
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
About ticker PSY(?)

Ticker PSY

Author:Ticker PSY
 ICD-10 F84.5を抱えるインデックス投資初任者です。
時給10円レヴェルの節約と脳トレお投資に励んでいる、思考停止のアホールドです。
投資は、世の中の動きに対する興味を持つきかっけにもなり、リスク分散もできるけれど、本質的には、ギャンブルと同じです。こころのリスク許容度に応じて無理のない範囲で、テラ銭を意識しつつ、自己責任で行いませう(自分への戒めでもある)。
 個別株デイトレード、先物、信用取引、レバレッジ取引、スワップ、オプション、FX、ビットコイン、その手の取引は、社畜/家畜業が絶賛ご多用中につき、やっている暇がありません。
 どこか抜けている家計管理と妄想が特技です(苦笑)
 エントリが揚がるのは、土・日・祝日のいずれかと、何かイベントがあったときです。

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
株式・投資・マネー
1630位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
201位
アクセスランキングを見る>>
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも一覧
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ